「筋トレでベンチはまったく必要ないし、買っても邪魔になるだけ」
という意見をけっこうに耳にしますが、半分正解で、半分間違い。
ベンチがいる人と、いらない人はハッキリ分かれるのです。
- ベンチを買ってもいい人の特徴はなに?
- ベンチを買うべきか、自分には必要なのかよくわからん
と、悩んでいる人のために、筋トレ歴5年以上の筆者が、「ベンチはいるのか?いらないのか?」の結論を出します。
本記事の内容
- ダンベルにベンチはいるのか・いらないのか
- ダンベルのみで可能なトレーニング
- ベンチがあるとできるトレーニング
記事の後半では、ベンチを活用してよりマッチョになりたい人のために、おすすめのベンチも紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
ダンベルにベンチはいるのか、いらないのか?
結論をいうと、本格的に筋トレを行いたい人は、ベンチも買ったほうがいいでしょう。
ダンベルだけでも鍛えることは可能ですが、ベンチと合わせてトレーニングすることで、筋肉にもっと高負荷をかけられます。
筋トレの効率化を重視するのであれば、ベンチは持っていて損はありません。
持っておいた方がよい意見
ベンチは持っておいた方がいい派の意見をかんたんにまとめると、「筋トレの効率が上がるから」ということですね。
ベンチは、背もたれの角度を調節することで、筋トレの負荷レベルを変えられるのが特徴。
普通にダンベルを使用するよりも、より負荷をかけられます。
また、トレーニング種目を増やせるので、鍛えたい部位を効果的に仕上げることが可能です。
- ダンベルフライ
- ダンベルベンチプレス
- ダンベルプルオーバー
など、かっこいい上半身を作り上げるのに有効なトレーニング種目を行えます。
ぶっちゃけいらないという意見
次にベンチはいらない派の意見をまとめると、「筋トレガチ勢でないのなら買う必要なし」ということです。
「少し体を鍛えられたら、それでいい」という人は、ベンチを買っても持て余す可能性が高め。
- 鍛えたい部位がそれほどない
- 今行っているメニューで筋肉痛になる
という筋トレ初心者の人は、無理して買う必要はないでしょう。
自重トレーニングやダンベルだけでも、ある程度の筋肉はつきますし、物足りなくなってきてからベンチを購入しても遅くはありませんよ。
別で代用できなくもないけどおすすめはしない
「ベンチを買わなくても、ほかのもので代用すればいいんじゃない?」
と考える人もいるかもしれませんが、個人的にはおすすめできません。
たしかに、ベッドや椅子などで代用する人もいます。
ただ、もともとトレーニングに用いることを想定していないので、安定性が足りません。
トレーニングのフォームが崩れて、筋トレの効果も薄れますし、なによりケガにつながる可能性があります。
- 本格的に鍛えたい
- 筋トレの効率を求める
- 正しいフォームでトレーニングしたい
という人は、椅子やベッドではなく、ベンチを活用してトレーニングしましょう。
ちなみに大胸筋はベンチなしでも鍛えられます
ベンチを利用することで、効果的に鍛えられる部位の1つが「大胸筋」
ただ、ベンチがなくても、ダンベルさえあれば大胸筋は鍛えられます。
- 床に寝転がってダンベルを持ち上げる、「フロアプレス」
- 椅子に腰かけてダンベルを持ち上げる、「インクラインプレス」
- ベッドに横になってダンベルを振り下げる、「ワンハンドプレス」
など、種目はたくさんあります。
ただし、安定性にかけていたり、可動域が狭いのでかかる負荷は弱くなったりと、デメリット多め。
本格的に鍛えたい人は、ベンチを活用して、より高負荷がかかるトレーニングを行いましょう。
下にトレーニングを詳しく解説した動画をのせておくので、気になる人はチェックしてみてください。
ダンベルのみで可能な種目【ベンチなし】
さきほど、大胸筋はベンチがなくても鍛えられると解説しました。
大胸筋以外にも、ダンベルさえあれば鍛えられる部位はたくさんあります。
- 大胸筋を鍛える「ダンベルプレス」
- 上腕二頭筋を鍛える「アームカール」
- 上腕三頭筋を鍛える「フレンチプレス」
- 腹斜筋(腹筋)を鍛える「サイドベント」
- 背中を鍛える「ワンハンドドローイング」
などなど、上半身の主要な筋肉は、ダンベル1つで鍛えられますよ。
上記で紹介したトレーニングはほんの1部で、ほかにも数十種類以上の種目があります。
下にダンベルだけでできる種目を解説した動画をのせておきます。
ベンチを使わずに筋トレしたい人は、チェックしてみましょう。
ベンチがあると増えるダンベルの種目
つづいては、ベンチを加えることでできる、高負荷のダンベル種目を紹介します。
- 大胸筋を鍛える「ベンチプレス」
- 背中を鍛える「ダンベルローイング」
- 脚を鍛える「ブルガリアンスクワット」
どれも高負荷のトレーニングで、ダンベルだけの種目よりも効果的に鍛えられます。
とくに、筋トレBIG3の1つであるベンチプレスができるのは、とても大きなメリット。
床で行うフロアプレスよりも、可動域を広げられるベンチプレスのほうが負荷をかけられるためおすすめです。
ここまでの解説でベンチが気になり始めた人は、次の章の「おすすめトレーニングベンチ」をぜひご覧ください。
筋トレ歴5年以上の筆者が、「これを買えば間違いない」と言えるトレーニングベンチを紹介します。
トレーニングベンチおすすめ3選
ここまでの解説で、トレーニングベンチに興味をもっても、すぐに購入してはいけません。
トレーニングベンチは、多種多様な製品が展開されています。
- 背もたれを調節可能な可変式ベンチ
- 調節のないコンパクトタイプのベンチ
- さまざまな種目に対応した多目的ベンチ
など、選ぶのが結構大変。
自分が行いたい種目が何なのかをハッキリし、その種目ができるベンチを選びましょう。
ここでは、3種類のトレーニングベンチを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
FLYBIRD トレーニングベンチ
3WAY可変式で、組み立て不要のトレーニングベンチ。
インクライン・デクライン・フラットに変化するため、種目のバリエーションが大幅にアップします。
シートも6段階で調節できるので、自分のレベルに合った負荷をかけられるのが特徴。
折りたたみ式だから、収納に困ることがないのもうれしいポイントですね。
トレーニングベンチ選びに困ったら、この商品を買えば間違いないです。
リーディングエッジ 折りたたみベンチ
ムダな機能を一切つけていない、フラットタイプのトレーニングベンチ。
安定性と強度がバツグンで、トレーニングのフォームが整いやすいですね。
組み立てもかんたんで、折りたたみできるから収納もラクラク。
BARWING マルチシットアップベンチ
ダンベルトレーニングだけでなく、腹筋運動もできる2WAYトレーニングベンチ。
自重トレーニングでも活用できるので、筋トレをしているすべての人が使用可能です。
ワンタッチ操作で折りたたみ収納できるので、家のスペースをとりません。
ダンベルにベンチに必要か人によって変わる:まとめ
今回は、「ダンベルにベンチはいるか?いらないか?」について解説しました。
筋トレガチ勢でなければ、ベンチは不必要ですが、本格的に鍛えたい人は、持っていて損はありません。
ダンベルとベンチを組み合わせることで、より効率的・効果的に鍛えられます。
より高い目標・理想に近づきたい人は、ベンチを有効活用しましょう。
その他の筋トレグッズを見てみたい方は「筋トレグッズおすすめ」をチェックしてみてくださいね。
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