
こんな疑問にお答えします。
本記事で分かること
- いうまでもなく出世は無駄です
- 出世することのデメリット4つ
- 出世してもいい会社の基準
- これからは出世ではなく、スキルを上げよう
出世しても無駄だと感じるのは、出世に魅力だと思わないからです。
自分よりも役職がついている人が、つらそうだと出世したくないと思うのも、自然なことですよ。
「自分も出世したらああなるのか…」と想像したら、出世はイヤになります。
ぼくも役職につきましたが、いま思えば無駄だな…と感じていますね。
まずは具体的に、なぜ出世が無駄なのか解説していきます。
いうまでもなく、出世は無駄です
出世が無駄なことは、理由があります。
なぜなら会社が倒産すれば、出世の価値はなくなるから。
会社が倒産なんて…と思うかもしれないですが、会社は倒産して当たり前なのです。
引用:nippon.com
会社の平均寿命は25年ですから、つまり少なくとも1回は転職します。
2回ぐらい転職してる人も、普通です。
そのため出世しても、再就職すれば無駄になる可能性があります。
出世はコスパが悪い
出世することは、コスパが悪いと感じます。
出世すると、管理ばかりで、市場価値は上がりにくいからです。
出世すれば、自分の能力を上げるよりも、人をまとめるリーダーとなります。
そのため、せっかく積み上げた仕事だとしても、会社がなくなれば意味なし。
転職するときは「どんなことができるのか」と問われます。
- なにができるのか
- どんなスキルがあるのか
- どんなことで会社に貢献できるのか
管理職ばかりで能力がない人よりも、プレイヤーで能力が高い人を評価されます。
だから出世に目がいってしまうと、長期的にみるとコスパは悪いです。
出世することは無駄だけではなく、もちろん他にもデメリットがあります。
出世することのデメリット
出世してしまうと、色んなデメリットが出てきます。
実際に僕が感じたデメリットは、4つありましたね。
出世することのデメリット4つ
- やることが増える
- 責任だけが増える
- 給料と見合わない
- 上司と部下の板挟みに合う
それぞれ解説していきます。
やることが増える
出世すると、めちゃくちゃ仕事が増えます。
とくに管理職になりたては、プレイヤーとしての仕事も兼任するので、忙しい。
管理職になれば、通常の業務とはべつの業務もあります。
- 進捗管理
- 部下育成の管理
- 改善や計画を考える
加えてあたらしい業務も出てくるので、かなりパンクします。
引き継ぎがないと、一人だけずっと残業…なんてこともありえますね。
出世すれば人の管理や、計画も考えるため、仕事は多くなります。
責任だけが増える
出世して管理職になれば、責任もついてきます。
いわゆるリーダーとなれば、チームの責任は上司の責任です。
プレイヤーの責任は、上司が持ってくれます。
ただ上司の立場になれば、話は変わります。
- 行動に責任が伴う
- プレイヤーとしての自由がない
- 失敗してもいいや、が許させない
責任があるので、いろんな自由が効かないですね。
さらに結果を求められるため、会社や上司からの重圧もあります。
給料と見合わない
会社にもよりますが、僕は出世することが、給料と見合わないと感じましたね。
出世すれば仕事も多くなるし、責任も増えます。
上司になって、給料が1.5倍ぐらいに増えればいいですが、さすがに急に給料は上がりません。
- 仕事量
- 仕事の責任
- 仕事の労力
出世することで上記が増えるなら、そこそこの給料のほうが幸せかも、と感じました。
うまいこと管理できる人なら、出世し続けることで、給料がどんどん上がります。
とはいえ、中途半端に出世するなら、かえってしんどいです。
上司と部下の板挟みに合う
出世すると、結果を上司にもとめられ、部下も増えていきます。
上司はあなたにさらに結果を出せ、といわれますよ。
管理職になれば、自分で成果を上げるだけではなく、部下に結果を出させないといけません。
あいだに立つ人は、ちょうど真ん中にいるので、板挟みになります。
- 会社、上司の要望に答える
- 部下への要望を伝える、結果を出してもらう
- 思うように結果が出ず、部下からの不満がでる
チームの責任は、すべて上司にあります。
結果がでれば、上司も部下もうまく回りますね。
ただどんなに上手くいってるリーダーであっても、すべてが上手くいきません。
うまくいっても人間関係や、仕事への不満も部下から受けるので、やっぱり板挟みにあいますね。

出世することはデメリットも多いですが、出世してもいい会社もあります。
出世してもいい会社は、上司が生き生きとしてる会社
出世して自分が成長できるのは、自分の上司が輝いている会社です。
もし役職のある人が、生き生きとしているなら、まわりの人が良かったり、会社がサポートしてくれる環境にあります。
- 人間関係が良好
- 板挟みがすくない
- 責任がプレッシャーにならない
結果として、自分も成長できます。
だからいまの会社の上司が、生き生きとしているか確認してみてください。
上司が成長している環境なら、出世する価値はあります。
逆に、上司が辛そうで仕事に忙殺しているなら、出世は微妙ですね。
いやいや仕事をしても成長はない
仕事が楽しくない状態で、成長することは稀です。
なぜなら仕方なくする仕事には、情熱もなければ、もっと伸ばそうと考えづらいから。
上司の顔が死んでいるなら、部下も成長はしにくいですね。
- 嫌な仕事を改善しない
- ダラダラと仕事をする
- 文句ばかりで成長しない
かりに上司となっても大変すぎて、最後には部下に当たるかも。
いやいや仕事をすると、本人ばかりかまわりも成長しないです。
消極的になって、現状維持の仕事をこなす人間になりますよ。



これからは出世ではなく、スキルを上げるべき
出世はコスパが悪いので、これからはスキルを身につけましょう。
スキルがあれば、市場価値が上がるので、なにかあったときも安心です。
出世して管理ばかりするよりも、専門領域を伸ばすほうが、コスパはいいですよ。




会社が倒産してもスキルは残るため、転職だってしやすい。
一方で出世して管理職になったら、スキルは上がっていないことが多くなります。
スキルはお金にもなる
スキルのいいところは、スキルを使ってお金にもできること。
培ったスキルを副業で活かせば、お金を稼げるし、リスクヘッジにもなります。
いわば、会社に依存しなくてもいい人材になりますね。
会社に依存しないため、働いていても不安感はすくないです。
ちなみにスキルは資格ではなく、お金になるものがベスト。
- ブログ
- WEB制作
- マーケター
- WEBデザイン
- プログラミング
一例ですが、きちんと勉強すればお金は稼げるようになります。
1年も資格勉強するぐらいなら、1年副業したほうがコスパはいいです。
スキルも身につき、昇給以上にお金だって稼げる。




人生に選択肢が持てる
会社と別スキルがあれば、人生に選択肢が増えます。
もちろん会社が倒産したときでも、自分の市場価値は高いでしょう。
また会社での働き方だって、自由がききます。
- 仕事は定時でスキルアップに注力
- いまよりも条件のよい会社に転職する
- 副業が本業を超えたら、フリーランスになる
スキルがあれば、出世して給料を増やす以外にも、選択肢が増えますね。
本業では出世せずに、責任なく定時で帰宅する。
かえったら副業のスキルをあげて、お金を稼いでしまう…かなり最強ですね。
✔︎ 結論:出世はコスパが悪い、スキルはコスパがいい
いろいろ書きましたが、結論はスキルを身につけるのが、おすすめかと。
出世しても、自分に返ってくる見返りはすくないです。
出世する頑張りは、コスパが悪いですね。
一方でスキルアップはお金を稼げるし、リスク管理にもなります。
ただし上司が生き生きとしている会社や、出世して上位に昇りつめるなら、出世もひとつの手ですよ。




出世は無駄、自分のスキルを磨こう:まとめ
いまや副業するのが、当たり前の時代。
出世することが常識でしたけど、スキルを身につけることが、コスパがいいのは、自明の理です。
出世することばかりに目を向けず、ほかの選択肢があることを知ってください。
出世して消耗する人生になるより、会社依存しない人になりましょう。
本記事のまとめ
- 出世しても会社がなくなれば、価値はない
- 出世して管理職になるとデメリットが多い
- ただし出世して成長できる環境なら、出世もあり
- 出世よりもスキルを身につけるのが、コスパがいい
ぜひ本記事が出世するか迷っている人の、参考になれば嬉しいです。
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